アマゾンで最近書かれた素晴らしいリビューをご紹介します(書き手の方の了解を得てます)


 本当に、本気で英語コミュ力つけたいなら、米原完全マスターシリーズ2冊に賭けてみないか!

日本でレビュー済み英語を勉強してきたけれど、結局、なんだかなーと思っている方々に是非オススメしたいのが、この「完全マスター英文法」と同著者による「完全マスター ナチュラル英会話教本」だ。この教材の素晴らしさは例文にたいする絶大な信頼感と量(7000例文)。トレーニング用確認シート(画像参照ーすごい量でしょ)・音声は米原先生のウェブサイトからダウンロードできる。英語を身につけようと思えば、これくらいの量は実は必要だ。高校1年位までの実力で、完全マスターがしんどいと思った方には、米原先生が、「スピーキングのための英文法」という教材を著されているから、そちらをまず(「ATLAS総合英語」の佐藤誠司先生が今新著を準備されていて、そちらにも期待してる)。
 僕が教えて来た子どもたちは、米原先生の教材に賭けさせた。そして、僕から巣立って1年もしない間に(大学1年)、全員英検準1級合格である。自信をもってお薦めする。

特徴と提案
①最初は発音をしっかり身につけてほしい。ここを疎かにすると、あとで発音を修正する作業がとてつもなくしんどいだろう。おすすめは上川一秋他著「英語喉50のメソッド」「機関銃英語が聴き取れる!」
②完全マスター2冊の目的が、文法について学ぶのではなく、英語の習得であることをよく認識すること。教材のあちらこちらに、英語コミュ力をつけさせる記述がちりばめられている。日本語と英語の違いを知っていることは実は大変重要で、言葉の成り立ちの違い、文化の違いも両教材でまずOKのレベルが身につく。
③文法を説明するためにつくられた不自然な例文が見当たらないので安心して瞬間英作文してほしい。そして、何度も繰り返してほしい。すぐに出てこない英文は、現場で使い物にならない。

なんせ地味な存在というのが、残念でならない。語研さん、新装版でもう一度、販売に力入れるとか、営業面でなんとかなりませんか。名著ですよ!

みなさん、この2冊に取り組むには本気度、情熱が問われます。その辺は覚悟を。また、教える立場にある方は、「Jアプローチ」(語研)をお読みになるべきです。


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